【即売り】楽天証券の投信積立でポイント製造&クレカ修行!
最近はクレジットカードで投資商品が買える証券会社が増えています。もともとは楽天証券が高還元率で始めたのがきっかけで他社が追従してきました。
2023年6月より、楽天カード積立のポイント還元に改定があり、カード種類によってポイント付与率が変わる形式になりました。
楽天プレミアムカードは年間費11,000円なので、楽天ヘビーユーザー以外はクレカ積立だけで保有するにはメリットを見出せません。
また、代行手数料が0.4%以上の場合はカード券種にかかわらずポイント還元は据え置きになっています。
即売りする場合、手数料は微々たるもので1日の値動きが小さいものが購入できれば、負けないことがわかります。
1%銘柄で即売りに適したファンドは、こちらの2つです。
正直どちらでも大差ありません
楽天証券には楽天カードで500P、楽天キャッシュで250P+αのポイントをもらいつつ、クレカ修行にも役立ってもらいます。
クレカ修行をするならiPhoneがほしいところですが、Androidも条件付き行えます。
- iPhoneルート:修行クレカ⇒auPAY⇒ApplePay(nanaco・WAON)⇒POSAカード
- Androidルート:修行クレカ⇒ファミペイ⇒POSAカード
ポイント還元率だけなら、楽天カードでも「楽天市場」×「街でのご利用」でも1.5%還元が取れるため、こちらもおすすめです。
2023年6月より改定内容も代行手数料が0.4%以上のファンドを購入していた方は、そのまま継続で大丈夫です
楽天証券の改定内容の確認
大きな動きは2つ、楽天カードで決済したときの還元率が変更になるところと、あらたに楽天キャッシュでも投資信託が購入できるようになったことです。
見ていきましょう
楽天カードで決済した場合に還元率が、低コストファンドが1.0%⇒0.5~1.0%に変更
2023年6月積立分から、カード券種によって還元率が異なる仕様に変更になりました。
ただし、もともと1%だったことを考えると、楽天プレミアムカードユーザー以外にとっては還元率ダウンです。
楽天証券・楽天カードも商売ですので仕方ありません。今までとても羽振りが良かっただけなので、いつかはこうなってしまうことも想定していました。
今回は残念でした
しかし、還元率ダウンするのは低コストファンドです。代行手数料が年率0.4%未満のなので、0.4%以上もファンドは1.0%還元のままです。
ちなみに、0.4%未満のファンドの代表例として、多くの人が積み立てをおこなっていたと思われものはこちらです。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXISSlim全世界株式(除く日本)
- eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXISSlim米国株式(S&P500)
- eMAXISSlim先進国株式インデックス
- eMAXISSlim国内債券インデックス
つみたてNISAでおすすめされていたファンドはほぼ全滅。即売りユーザーが愛する「国内債券」も全滅です。
楽天キャッシュでの積立が可能に
今回新たなサービスとして、楽天キャッシュでの投信積立が可能になりました。こちらは期間限定CPになりますが、低コストファンドでも1.0%還元が受けれるサービスです。
CP期間後は、楽天カードでのチャージ分0.5%還元になりますが、すべてのファンドが対象のため、気にする必要がありません。
単純に、低コストファンドだけ積立を行うなら、楽天カード決済をやめて、楽天キャッシュに切り替えてればOKってことです。
楽天カードの積立の対応法
楽天カードでの積み立てをやめて、楽天キャッシュに切り替える。
これは楽天証券の公式でおすすめしている方法ですが、2023年以降の積立分は、CPが終わってしまうため、実質還元率は1.0%から0.5%に半減してしまいます。
優良低コストファンドを積み立てるなら、0.5%還元でも十分です。
割高なファンドを購入して即売りする
マジメに積み立てるファンドは楽天キャッシュに任せて、楽天カード分は高コストファンドを即売りして1.0%還元を狙うのもありです。
その際は、出来るだけ値動きの小さいファンドを選ぶことでリスクを抑えることができます。
信託報酬が1%の高ファンドだったとしても、即売りを行えば、一日あたりの費用は、1%÷365日=0,0027%です。
5万円分を即売りを行っても、費用は1.36円程度なので問題ありません
楽天カードも楽天キャッシュもすべて即売りする
本来はポイント還元を受けつつ、まともな投資信託に投資するのが正解なのですが、今後改悪がないとは限りません。
ならば、まともな投資信託は普通に現金で積立を行い、楽天カード&楽天キャッシュで購入した投資信託は即売りしてもあまり変わらないと考えました。
楽天カードの1%、楽天キャッシュはチャージ分の0.5%で合わせて、1.5%の還元を取りに行きます。
最大投資額10万円になりますが、即売りすることで手出しはほぼなしと考えて問題ありません。
毎月750Pが獲得できます
楽天キャッシュを高還元で購入できれば、もっとポイントが獲得できます
割高ファンドの探し方
楽天証券のシステムがパワーアップして、検索に「クレカ積立1%」ができるよになりました。
楽天スーバーサーチである程度絞り込む
投信スーパーサーチで下記の条件で検索すると、対象ファンドが数件出てきます。
- ポイント還元率:クレカ決済1%ポイント還元
- 投資対象地域:日本
- 標準偏差:1年・5未満(左上)
ポイント還元率1%は説明するまでもありませんね
投資対象地域で「日本」を選んだ理由は、投信約定日が最短だからです。購入日=約定日になるため、毎月1日を積立日にした場合、同日に約定するため基準価格が大きく変わらないメリットがあります。売却する際も同じタイミングなので、購入から売却までの日数が最短のため、日々の値動きリスクが対象回避されます。
標準偏差はリスク度合いを示す指標で、1年で5未満を選んだ場合、一番リスク(価格変動)が小さいファンドとなります。
以上の条件で絞り込んだファンドで実際に購入するファンドを更に絞り込みます。
信託財産留保額を確認する
投信スーパーサーチで絞り込んだファンドから信託財産留保額について確認します。
対象ファンドの「詳細情報」の中で、「信託財産留保額」があるかを確認します。これは、ファンド解約時に取られる手数料みたいなものです。
ファンドのご解約時に基準価額から差し引かれる、またはご購入時に基準価額に加算されるものです。運用(委託)会社や販売会社に支払われるのではなく、運用の安定性を保つためにファンドの信託財産の一部となります。
楽天証券
信託財産留保額に数値が入っているものは、NGなので除外していきます。
基準価額の推移を確認
ファンドの詳細から基準価額の推移を確認します。
過去データから日々の変動を確認ができます。前日比で±100円未満で推移していれば合格です。
即売り合格の高コストファンド2つを紹介
投信スーパーサーチから選別したファンドから実際に購入に適したファンドを2つ紹介します。
・三菱UFJ 国内バランス20 【愛称】夢列島20
・東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)【愛称】円奏会(年1回決算型)
こちらの2つなら還元率1%で信託財産留保額もなく、値動きが小さいため、即売りに適した高コストファンドとなります。
三菱UFJ 国内バランス20 【愛称】夢列島20
1つ目は「三菱UJF国内バランス20」
こちらは、国内株式20%・国内債券80%のバランスファンドで債券比率が8割のため動きがマイルドになります。
東京海上・円資産バランスファンド
もう一つは「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)」です
こちらは、国内株式15%、国内REIT15%、国内債券70%となっていて、債券比率は70%のまま固定ですが、変動比率が3%程度なるように、株式・REITから短期金融資産に振替し、値動きがマイルドになるように調整しています。
あとは好みの問題だね
私は東京海上・円資産バランスファンドで設定しました
楽天キャッシュのチャージ
楽天キャッシュのチャージはクレカの場合は楽天カードしかできません。チャージ時の還元率は0.5%とやや少なめに設定されています。投資で使う場合は毎月5万円なので、250Pがもらえることになります。
しかし、楽天キャッシュはコンビニやドラッグストアのPOSAカードで購入しチャージが可能になりました。
ということは、ゴニョゴニョすれば楽天カード以外でも楽天キャッシュに間接的にチャージが可能になります。
クレカ修行に使えるってこと?
条件はありますが、そういうことです(^o^)
私も知りたい
最近は年間100万円利用すると年間費無料やボーナスポイントが貰えるクレジットカードが増えているため、間接的に投資商品が買える楽天キャッシュチャージはクレカ修行に最適といえます
楽天キャッシュチャージのクレカ修行条件
楽天キャッシュのチャージでクレカ修行する場合の条件があります。
- auPAYにチャージできるクレカ
- auPAYプリペイドを持っている
- iPhone8以降の端末を持っている
- セブンイレブンかミニストップで楽天キャッシュのPOSAカードを売っている
以上が条件です。
①が一番重要で、修行するカードがそもそもauPAYにチャージができないと何も始まりません。
2023年4月からauPAYは他社クレカのチャージ上限が5万円となります。
auPAYにチャージできる条件
100万円修行の体表的なカードで、三井住友ゴールドNLやエポスカード、セゾンゴールドプレミアムなどがありますが、一部のブランドではauPAYチャージが不可です。
三井住友ゴールドNLはVISAブランドとMasterブランドが選択できますが、MasterブランドはauPAYにチャージができますが、VISAブランドを選んだ時点でこの手法は利用できません。
クレカを作る際はMasterもしくはAMEXでつくりましょうね
auPAYプリペイドカードはApplePay登録に必要
auPAYプリペイドカードはApplePayに登録するのに必要になります。
auPAYプリペイドカードの発行条件は、au&UQユーザーもしくはauじぶん銀行の保有者になります。auじぶん銀行は銀行ポイ活としても優秀なのでぜひ作っておきましょう
iPhone8以降の機種が必要
ApplePayでnanacoやWAONを使うにはiPhone8以降が必要になるため、持っていない方は中古でもいいのでiPhone8を購入しましょう。
Androidユーザーでもポイ活をするならiPhoneを1台持って損しません。MNPを活用すれば、iPhoneSE(第3世代)が1円で購入できるためうまく活用してiPhoneを手に入れましょう
私はiPhone7だったため、MNP一括1円でiPhoneSEを手に入れました
auPAYにチャージした残金をApplePayのnanacoやWAONにチャージします。Apple Payのnanacoの一日のチャージ上限は3万円までなので注意してください。
コンビニでPOSAカードを購入する
セブンイレブンかミニストップで楽天キャッシュのPOSAカードを購入します。ここでiPhoneが活躍します。
セブンイレブンならnanaco、ミニストップならWAONで支払いが可能です。その他は現金のみ支払い可能です。
iPhoneを持っている場合に、先程説明したように、修行クレカ⇒auPAY⇒ApplePay(nanaco・WAON)⇒POSAカードという流れで購入ができます。
1%クレカを使ったチャージした場合、auPAYにチャージした際につくポイントと支払い時につくポイントがもらえます。
- nanacoなら1%(クレカ1%)
- WAONなら2%(クレカ1%+WAON支払い1%)
高還元率のクレカからチャージすればもっと還元率は上がります。
ただ、最近はauPAYにポイントがつかないカードが増えてきました(T_T)
ファミリーマートならファミペイで決済(2023年4月まで高還元)
JCBブランド限定ですが、ファミペイにチャージが可能です。ファミペイならAndroidユーザーでも参加できます。
2022年11月からは、5と0のつく日にファミペイでPOSAカード購入で、1.5%還元もやっています(2023年4月まで)
毎月5と0のつく日だね
ファミペイはキャンペーンが多いため、高還元を狙うなら必需です。
ファミペイの欠点はJCBチャージが月間2万円と上限があることです。ファミマTカードならその上限も関係ありません。
ただ、翌月払いを行うことで、+0.5%還元が受けれるため、ファミマTカードを持っていない方は検討する価値もあります。
JCBの1%還元クレカを使った実質還元率
- JCBチャージ+1%
- ファミペイ払い+0.5%
- ファミマ限定CP+0.5%
- 5と0のつく日POSA+1.5%
合計3.5%
翌月払いを使った実質還元率
- 翌月払い+0.5%
- ファミペイ払い+0.5%
- ファミマ限定CP+0.5%
- 5と0のつく日POSA+1.5%
合計3%
とちらも高還元のため、JCBで2万円、残り3万円を翌月払いでも十分合格点です
楽天キャッシュのチャージは楽天カードの街でのお買い物2倍の対象
コンビニでPOSAカードを買うといいよって話をしておきながら、実は楽天カードでチャージしても還元率はそこまで変わりません。
手間をかけたくない方はこちらがおすすめです
毎月エントリーと条件達成が必要ですが、チャージで1.5%還元になるため手間なく高還元になります。
還元の内訳は基本還元0.5%+街での還元1%になります
条件は、楽天市場で楽天カード支払いを2万円以上の決済が必要ですが、楽天経済圏でお得に購入されているかたなら楽勝ですね
私はあまり楽天市場を使っていないので、対象外です(^▽^;)
楽天証券の即売り方法
国内ファンドなら、購入日翌日に売却可能です。
楽天証券の売却方法ですが、アプリだけで完結しないため、ブラウザ操作が必要になります。
楽天証券にログインして、左上のメニューを開く
メニュー一覧から、投資信託をタップします
投資信託の保有商品をタップして、売却する銘柄を探します。
売却銘柄を選んで、「売却」をタップします。
今回は即売りのため全部売却にチェックをいれて進みます。
あとは「暗証番号」を入力して売却完了です。
意外と簡単にできましたね
お疲れ様でした。
クレカ修行を行うならPOSAカード、即売りでポイント製造
楽天証券で楽天カード&楽天キャッシュの投信つみたてを即売りすることで、最低750P以上のポイント製造が可能になりました。
まじめに投資をしてもいいのですが、その場合は、低コストの優良ファンドに投資をしましょう。間違ってもポイント目的で、高コストファンドを積み立てないようにしましょう
楽天カードは1%還元の高コストファンドを即売り、楽天キャッシュはチャージでポイント還元が受けれるため、クレカ修行をしたい方は、コンビニでPOSAカードを購入、楽天経済圏ユーザーなら楽天カードチャージ(街でのお買い物2倍)をつかってお得にチャージしましょう。
- iPhoneルート:修行クレカ⇒auPAY⇒ApplePay(nanaco・WAON)⇒POSAカード
- Androidルート:修行クレカ⇒ファミペイ⇒POSAカード
キャンペーンで上乗せが可能なファミペイを利用するのがおすすめです
そして、即売りに適した高コストファンドでおすすめ2銘柄はこちらを選んでいただければ、2022年9月現在は大丈夫です。
私は三井住友ゴールドNL&JQエポスGの100万円修行のため、楽天キャッシュはPOSAカードで購入しています
コメント
コメント一覧 (4件)
こういうポイ活的なのを細々とやっているのなら結構だけど、大々的にブログに掲載されると真似する人が続出して、結果、まともに投資している人たちがその改悪のあおりを喰らうのでやめてほしいな。。。
ポイ活民にとっては証券会社とかを乗り換えればいいのかもしれんけどさ、即売り目的じゃなく保有している人はそんなにホイホイ変えるのが面倒で嫌だから乗り換えたくないんだよなぁ。
最も、ルールの範囲内でやっていることだから文句は言えないんだけど、なんかイヤーな気持ちになった次第です。ネガティブなコメントすみません。
ぬおん様、コメントありがとうございます。
確かに、おっしゃるとおりです。
しかしながらポイントはあくまでもおまけと割り切っているため、ポイ活としても成り立っていると思っています。
ポイントが貰えない証券会社でも、アプリやUIがよく使いやすいところなら、ユーザーも納得して利用し続けるはずです。
実際私も楽天証券をメイン口座として、つみたてNISAや日本の個別株を多く保有しています。
今回はぬおん様に不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。大変ためになるコメントして今後のブログ運営の参考にさせていただきます。
初めまして、楽天の即売り方を拝見させていただきました。
楽天カードを持っていない場合でも、POSAカードにて楽天キャッシュをチャージすることで積み立てをすることは可能なのでしょうか?
もしご存じでしたらご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
bc様 コメントありがとうございます。
ご質問のとおり、POSAカードから楽天キャッシュを購入することで積立を行うことは可能です。
また、楽天カードはポイントサイト経由でお得に入会できるので、今後のために検討してみてもよいかと思います。